こんにちは、はまゆう不動産です。株式会社不動産流通研究所から、「20代、30代の不動産の情報収取、動画利用が過半数に」という記事があったのでご紹介します。
売却を決めた不動産会社の選定理由
1位は、20歳代、30歳代、60歳代以上が「地元に強いと感じた」40歳代、50歳代が「担当者が信頼できた」という結果となった。20・30・40歳代はいずれも2位が「対応スピードが速い」となっており、スピード感を重視する傾向が見て取れた。また、40・50歳代は「査定額が高かった」も上位にランクインしており、実利を重視する傾向も強いことが分かった。60歳代は「大手だから」という理由が唯一上位に挙がった年代であり、会社や担当者への信頼度を重視する傾向が強い。という内容でした。
意外ですね、20歳代、30歳代の理由が「地元に強いと感じた」との事でしがら、予想では、「対応スピードが速い」とか、「査定金額が高い」とかそういうコストパフォーマンスに対する期待が多いのかと思いました。
「不動産売却に関する情報収集」の方法
20歳代、30歳代は「YouTubeなどの動画サイト」が50%以上を占め1位。2位は「Twitter」で、3位は20歳代が「Instagram」、30歳代が「ネット検索」だった。40歳代になると、1位「ネット検索」、2位「YouTubeなどの動画サイト」と、ここまでは20・30歳代同様にインターネットやSNSを活用している傾向が見て取れるが、3位は「Twitter」と「口コミ」が同数であった。50歳代は、1位が「ネット検索」、2位が「特にない」、60歳代以上は1位が「特にない」、2位が「ネット検索」と、インターネットを活用した情報収集を行なっている一方、それ以下の年代では上位に入らなかった「特にない」が登場した点が特徴的だった。
これは興味深い内容でした。実動画やSNSの力は感じるものの、それをどう利用したら良いのか、はっきりとした答えがありませんでした。今この記事を見て感じたのは、動画がSNS単体でというよりも、「地元に強い」というアピールを動画やSNSを通じて発信していく複合的な利用方法が良いのだろうと思いました。
売却にかかる期間
年代が高くなればなるほど長期化する傾向。20歳代では88.6%、30歳代では80.1%が1年未満で売却しているが、40歳代は69.6%、50歳代は61.2%、60歳代は60.3%にとどまる。「購入にかかった期間」も、50歳代、60歳代は他の年代に比べ長期化する傾向にあった。
正直な所、6ヶ月以上かかる物件はマーケットの需要に合っていないのは間違いないので、この情報だけだと売却に関する期間を正しく理解するのは難しいかなと思いました。恐らく売主様の年齢構成は40歳代以上が過半を占めるとおもいますから、そういう意味でこの結果が出ていると思われます。
本日は、以上です。色々なデータを見て分析するのは楽しいですね。何かまたこういった情報を目にしたらご紹介したいと思います。