こんにちは、はまゆう不動産です。
クリスマスが無事(?)終わり、あとはお正月を迎えるだけですね。
湘南エリアのここ茅ヶ崎市・平塚市は海があるせいか気温もそれほど下がらないので県外から来た親戚からは「茅ヶ崎は暖かいね」と良く言われます。
さて、先日、逗子市の土地査定の依頼を頂きました。
駅から徒歩5分と非常にアクセスの良い立地で高低差もなく
住宅の建築に適した物件でした。現在、調査を行い様々な項目の洗い出しを行っております。
今回は、茅ヶ崎エリアの物件ではございませんが、お知り合いの方からのご紹介の案件になります。
神奈川県は勿論、都内でも対応可能でございますので、何かご相談事がございましたらお気軽にお申し付けください。
そんな土地の現地査定ですが、実際に現地でどういった点を確認しているかポイントをお伝えいたします。
① 接している道路の種類
建築基準法上の道路に接しているかどうか。(建物を建築する為)
② 接している道路の幅
幅員4M未満の場合は、セットバックの必要が発生する為。
③ 敷地の形状(間口や奥行き)
敷地が正方形の場合は、建物が建築しやすいです。
敷地が長方形の場合は、建物を建築する場合縦長の
敷地が旗竿地の場合は、専用通路部分が2M確保されているかがポイントになります。
④ 接している道路・敷地との高低差
敷地が周辺と高低差がある場合は、土止めの状況を確認します。ブロック塀を土止めとする事は建築確認を行う際に是正指示を受ける事がありますので、場合によってはコンクリート擁壁にやり直す前提で土地売買を想定する必要が生じます。
また、切土盛土の必要が生じた場合は敷地の広さや行政により判断が異なりますが開発行為となる事もございますので、その点も確認していきます。
⑤ 境界石の有無
法務局に地積測量図が納められている場合は、その図面との整合性を現地で確認します。
図面の記載通りの寸法が現地で確認できるか等、スケールとスコップを手に調査して参ります。
この他にも、近隣の施設や越境物の有無なんかも同時に確認します。
尚、現地調査を行うにあたって、謄本や測量図、公図、権利書(登記識別情報)等がお手元にございましたらご用意頂くと、スムーズに確認ができます。
特に権利書は売買契約時、所有権移転時に必要になります。
紛失している場合でも手続きは可能ですが、別途司法書士へ本人確認書類の作成を依頼する必要が生じますので、事前に書類の有無をご確認ください。
一口にお土地とは言っても、千差万別なのでそれぞれの項目を確認し
場合によっては測量を行ったり、行政と協議を行ったり様々な手続きを進めていく事もあります。
まとめますと
・土地の現地査定は大きく5つのポイントがある
・手元に資料があったら、まとめておく
※特に権利書(登記識別情報)の有無
尚、現地査定を行うと近所の方に売却の意図が伝わってしまう事がございます。
査定の段階では、机上で査定する事も可能でございますので、どの方法が良いのかご要望をお聞かせください。