こんにちは、はまゆう不動産です。
平塚市にある神奈川大学の学部移動に伴う売却が進んでいるようですね。
広大な敷地ですから、今後の開発はどうなるのでしょうか。
民間の土地取引になり自由に相手先を選定できますが、くれぐれも近隣住民の方への影響を鑑みた売却先になる事を祈るばかりです。
もう今年も残すところ後わずかとなり、来週の日曜日が１日１日ですね。
さて、我々不動産業者のあるあるですが、１月１日と聞くと、固定資産税の起算日をイメージしてしまいます。
どういう事かと申しますと、固定資産税の負担は１月１日にその不動産を所有している方へその年１年分の請求をします。という仕組みになります。
従いまして、その年の２月１日に不動産売却をし所有権移転をしても、その年の固定資産税の請求が6月頃お手元に郵送されてきますので、支払う必要があります。
茅ヶ崎市・平塚市の戸建てですと、土地の広さや建物築年数やエリアによって違いますが概ね１０万円前後は年額の支払いがありますので、不動産売買の際には日割り清算を行いお引渡しをします。
例えば６月１日に所有権した場合は
売主様負担分 １月１日～ ５月３１日迄 １５１日分
買主様負担分 ６月１日～１２月３１日迄 ２１４日分
所有権移転する日迄の分を売主様ご負担分として、３６５日分の１５１日を売主様、３６５日分の２１４日を買主様として計算します。
お引渡しの際に、買主様ご負担分の固定資産税清算金を、買主様より頂戴し行政へは売主様から全額お支払いをして頂くことになります。
尚、その年の固定資産税額が決定するのは、毎年４月１日となります。
ご注意いただく必要があるのは、１月１日～３月３１日の間に所有権移転する場合です。
固定資産税の税額は、毎年４月１日に発表になる為、上記期間で清算する場合は前年の固定資産税額を基準として清算致します。
土地の評価替えによって、本来はより多く清算しなければならなかったというケースもあり得ますので、場合によっては税額が確定してからの清算という方法を選択する事もございます。
まとめますと
・固定資産税の支払いは売主様が行う。
・買主様からは、引き渡しのタイミングで日割り清算を行う。
・１月１日～３月３１日迄の引き渡しの場合は、その年の固定資産税額が確定していないので注意が必要
当社では、売主様がご不安にならない様、契約やお引渡しに先立ちまして金銭の明細等を作成し手続きを進めて参りますので、ご安心下さい。
