こんにちは、はまゆう不動産です。
先日ご契約になったお客様のケースです。
ペットを飼育したいので、マンションの住み替えを
検討されていました。幸いご収入と住宅ローン残債額との
バランス的に、先に購入する事ができたので販売は進めやすかったで
す。
販売を開始したのはちょうどコロナが収束しかけていた時期でした。
駅に近い物件だったため、反響は上々でしたが価格を同マンションの
過去の成約事例から見ても一番高い設定にしていたので
すぐにご契約という訳にはいきませんでした。
また、同マンションの違うお部屋が売却になりました。
そのお部屋の売主様も買替の様で急いでいたこともあり
かなり低い金額設定の売り出し価格でした。
お部屋のスペック的にはこちらの物件の方が優位性がありましたが
かなり値段の差がありました。
売主様と協議を行い、販売スケジュールにまだ余裕があったので
条件変更を行わず、あえて他の販売中物件を先に成約させる
作戦をとりました。
そちらの物件はよっぽど販売を急いでいた様で、
販売開始から1ヶ月の間に2回価格改定を行い
そのかいあってか早期に成約しました。
ただ販売開始から1ヶ月の間に300万円も値下げをしており
少々びっくりしましたし、勿体ないなとも思いました。
じっくり戦略や作戦を考えればそれほど値段を下げずとも
売却できたのではないかと思います。
さて、その物件が売れた後、だんだんと市況が良くなってきました。
どうしてそう感じたかと申しますと、当社ではネット広告に
SUUMOを利用しています。掲載しているページの閲覧数を日々チェ
ックしておりまして、その数値が明らかに増加していました。
色々な判断材料があるのですが、一番ベーシックな方法として
そのエリアの平均閲覧数と、販売対象物件の閲覧数を比べる方法があ
ります。
通常、反響やお申込みを頂戴するタイミングでは、エリア平均の数値
を販売対象物件が上回っております。
逆に販売対象物件が平均値より下回っている場合は、市場から受け入
れられていないとなります。ただここが難しいんですが、あるタイミ
ングで急に数値が伸びる事があります。
それは春の繁忙期など引っ越しが多いシーズンや、周辺に新規物件が
登場した場合です。
数値の変化と時期的な要素、そして周辺物件の動きと売主様の希望さ
れる販売スケジュールを考慮して、戦略を練りました。
結果、少し販売は長期になりましたが、終わってみればご希望の期間
内に購入された価格より約500万円、そして同建物内で最高金額で
の売却に成功する事ができました。
売主様には定期的に協議する時間を頂き、本当に二人三脚で進める事
ができました。
当社の不動産売却は、売主様と一丸となっていかに良い条件で売却で
きるかに挑戦しています。
もし、ご売却をご検討のお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にご
相談ください。