こんにちは、はまゆう不動産です。
新築マンションの価格上昇が続いていますね。
ある資料によれば、2012年に比べ約40%も値段が上昇しているようです。世界的なインフレや、最近ですとオリンピックによる資材高騰がありました。
2022年は様々な物の値段が高騰している訳ですから、恐らくこの状況は2023年も続くのではないかと思います。
購入するマンションの価格が高騰すると、住宅ローンを組む金額も当然上昇します。3,000万円~4,000万円の物件価格であれば、ご夫婦どちらかの住宅ローンで購入できますが、5,000万円以上の場合は単独での借り入れだと相応の収入が必要となる為、ご夫婦でそれぞれ住宅ローンを利用する、または何方か一方が資金提供し持ち分を持つケースが増加してまいります。
先日、茅ヶ崎市本村の分譲マンションが竣工しましたが、完成前に全戸完売していました。まだまだ購入意欲が高く、今後マンション価格が上昇しても湘南人気は継続しそうです。
本日は、増加する共有マンションの不動産売却についてお話させて頂きます。
マンションの売却で多いのが、①戸建てへの買い替えです。
マンションを購入された後、お子さんが成長したり、ご兄弟が増えますと想像以上に物が増えて参ります。また、小学校に上がると、それぞれ独立した子供部屋問題も発生します。
次いで代表的なものに、②離婚があります。どちらか一方がそのまま住み続ける事もありますが、経済的な理由による場合は売却し負債を圧縮する方向になります。
いずれの場合も、共有の場合はご夫婦どちらの合意を頂きませんと、手続きが進められません。
特に②の離婚のケースですと、ご夫婦間での連携が破綻している場合は、媒介業者の選定、価格の決定の合意形成ができず、進まない場合がございます。どうしても難しい場合は、両者に弁護士がついて、第三者を介して決定して参ります。
ご夫婦共有のメリットは、住宅ローンを多く組みやすい事や、住宅ローン控除を2つ受ける事が出来ますが、所有者が複数になる事で、権利の行使には合意が必要ですし、持ち分の移動は、売買や贈与といった理由が発生するので、資産の流動性は低くなります。
当社では、共有マンションの売却も多数手がけております。
色々な課題が発生した場合も、迅速に対応できるよう税理士・弁護士といった専門家と提携しておりますので、何かお悩み事がございましたら、秘密厳守にて承っておりますので、ご安心してご連絡ください。