こんにちは、はまゆう不動産です。
総務省の発表によりますと、東京都の2023年度の転入超過が前年
度より80%増加し、東京への一極集中が再び加速しています。
40の道府県では人口が流出しています。
尚、東京圏と呼ばれる埼玉、千葉、神奈川も同様に転入が超過27%
増です。
不動産価値の根源にあるのは、その土地に住まう人がいる事です。
空き家問題が多な課題として持ち上がっているのは、都市圏というよ
りも人口が減少していて転用が難しいエリアだと思います。
神奈川県も全体では人口の転入超過ですが、横須賀市では人口の流出
が止まらず不動産価値も減少している感があります。
湘南地域の不動マーケットの場合、都内へのアクセスの良さに加え、
海、山、自然といった豊かに暮らせる環境が同居しています。
この魅力は一過性のものではなく永続的な要素とは思いますが、
過日の能登半島地震の様な地震被害については大きな影響があると思
います。
地震での倒壊、津波の被害、富士山といった火山の存在 こういう自
然の脅威は防ぎようがありませんので、大きな自然災害があると土地
価格への影響は大きくなります。
人口増加が継続しているので、不動産価値の増大は見込めますが、
自然災害については売り時に大きく影響します。
不動産売却をお考えのお客様は、是非ともその点ご留意して頂きたく
思います。