こんにちは、はまゆう不動産です。
先日、大学共通テストがありました。地理歴史・公民の各科目では、新型コロナウィルスや成人年齢引き下げに伴う少年法改正等、近年の話題となった題材から出題されたそうです。
私が受験した20年程前ですが、当時の予備校の先生に天声人語は読んでおくようにと言われていたのはやはり正解だったと、今更ながらに思いました。
さて、不動産売却市況ですが、金融庁が地方銀行約20行の有価証券の運用体制を重点的に点検しているとの事です。
昨年12月の日銀による実質利上げによって、地方銀行の含み益がかなり減少ししている為、各銀行の経営体力を確認するのが狙いです。
今まで超低金利政策の恩恵から、住宅ローンも1%を切る低金利で借りる事ができました。バブル最盛期には住宅ローンの金利が6%8%にも達していたそうです。そんな時代に家を買うには相当の収入か自己資金が必要になります。
現在の様に、諸経費迄含めた借り入れ等夢のまた夢といった感じですね。
しかし、今後は世界的なインフレ対策により米国の金利は大幅に下がることはない為、近い将来日本も追随する可能性が高く、利上げ後を想定した金融庁の確認作業の様です。
不動産市況による影響は、変動金利の基となる短期金利の上昇が発生した場合かなり大きなインパクトがあると思います。
まず、新規で借り入れをする方は購入に慎重になると思いますので、恐らく売買価格は現在よりシビアに判断されると思います。
また、既存の借り入れのある方は、これだけ色々な物の値段が上昇している状況ですから、不動産売却が増えるのではと思います。
もし、購入する方が慎重になり、売却する方が増え供給過多になった場合は価格が下がる可能背もあり、売主様にとっては逆風かもしれません。
とはいえ、いつも社会情勢が変化する際こういった予想を新聞や各経済誌等がコメントするのですが、その通りになる事はございません。また、茅ヶ崎市・平塚市は湘南エリアにあり、全国でも有数の人気の住宅街ですから全国的な不動産市況とはまた別の見方が必要になります。
経済とは色々な要因が複雑に関連しているので、予想外の事ばかりが発生するように思いますので、それほど悲観的に考えず情報収集をしておくことが大切かと思います。
政府の目指す賃上げが実現し、国民の所得が上がればデフレから脱却できるわけですから国の施策に期待したいと思います。
不動産について、資産運用や売却等をご検討の方は、お気軽にはまゆう不動産にご連絡ください。