こんにちは、はまゆう不動産です。
都心部では2023年完成予定のオフィスビルが続々と完成するようです。森ビルは7月に完成予定の「虎ノ門ヒルズステーションタワー」の詳細を先日発表しました。オフィスやホテル、商業施設を備える地上49階建ての複合ビルです。その他にも、東急不動産が渋谷区、住友不動産が港区でそれぞれ建設に関わる大規模ビルも年内に完成予定だそうです。
新型コロナウィルスをきっかけに、都心のオフィスは供給過剰な状態が続いており、新型コロナウィルス以前は空室率1%台でしたが、以降は6%を超える水準で推移しています。
加えて、世界的な景気減退の流れがございますので、外資系企業も新たにオフィスを構える需要も見込みずらい状況もあり、動向に目が離せないなと思います。
一方、茅ヶ崎市、平塚市の不動産市況はオフィス需要ではなくマイホーム需要が高いエリアの為、単純な比較は難しいです。しかし景気の影響という意味においては、昨年のアメリカの住宅市況は参考になると思いました。
FRBが政策金利を4%台に利上げしたタイミングで、住宅の売買数は激減し、一時市場がストップした様です。加熱するインフレを抑える願いがあったので、住宅市場の抑制も予想の範囲内だったと思います。
2023年の住宅市況について、上記のアメリカと同様の水準まで日銀が金利を上げる事はないと思いますが、今までの様な超緩和政策からの転換という意味では、購入者のマインドは下がるのではないかと予想しています。
湘南エリア特に茅ヶ崎市や平塚市の海側エリアは人気が急上昇し、非常に高額で取引されていますが、その動向も今後は落ち着く可能性があります。
決してセールス文句ではございませんが、今後は不動産売却に少し逆風が吹く材料がいくつか散見される為、もしご売却を検討されているだとか、買い替えを検討しているという方は、早めに行動された方が良いかもしれません。
不動産市況は思ったより早いスピードで変化しますので、一か月前に問い合わせが殺到していた物件が、翌月全く反響がないという事が往々にしてあります。
幸い、不動産売却について売主様は成約する迄は広告費といったコストは必要ありませんから、売却のご予定がある場合は市況の良いタイミングで販売する事がおススメだと思います。
当社では、相談無料・査定無料・秘密厳守にて承っておりますので、不動産売却についてご検討でございましたら、お気軽にお尋ねください。