こんにちは、はまゆう不動産です。
人工知能(AI)を使った対話型AI「チャットGPT」に世界的な注目が集まっているそうです。人間との自然な会話のような文章で返事をくれる程技術が向上していて、これまで覇権を誇っていたグーグル一強時代から米IT大手の競争が激化しています。すでにマイクロソフトは米新興企業のオープンAI社に10億ドルを出資しており今後数年にわたり数十億の追加投資を行うそうです。マイクロソフトからの脅威に対抗すべくグーグルも対話型AI「Bird」を近く一般向けに公開するとしています。様々な技術は私たちの暮らしを飛躍的に便利にしてくれますが、本当の意味で使いこなし、生活を豊かにするのは自分自身という事を忘れてはいけないですよね。
さて、本日は一括査定サイトの使い方についてです。一括査定サイトもここ数年で飛躍的に増加した不動産チャンネルです。引っ越しや中古車サイトの様に必要事項を打ち込むだけで、複数社からの見積を取得できて比較検討ができるので便利なサイトです。
しかし、不動産の査定サイトで気を付けなければならないのは、査定価格=売却価格ではないという事です。その査定対象の不動産の特性と近隣相場と勘案し、このぐらいの金額であれば成約する確率が高いという金額です。従いまして、媒介契約がどうしても欲しい不動産会社は現実の金額よりも高く査定金額をつける場合もございます。当社では査定サイトへの登録は行っていません。
理由はやはりコスト面と業務面です。某不動産査定サイトの方から提案を頂いた際には、1件の反響が11,000円、月に最低10反響が最低金額の為、月額11万円が必要との事でした。金額もさる事ながら、月に10件の反響ということは、3日に1回の反響と査定といいますと、かなり大変な作業量になります。不動産の調査には謄本の取得から都市計画に関わる事項も調査しなければなりません。また、茅ヶ崎市と平塚市では管轄が違うため、違う場所に水道や下水道の調査にも行く必要があります。それに加え、分譲マンションですと管理組合から資料を請求したりとかなり手続きを要します。こういった事項を調べずに査定を行う事も可能ですが、信憑性が低くあまり意味をなさないのではと思います。
不動産売却において、売主様にとって大切なのは高く売る事ですしその為には、その不動産業者の担当者とのコミュニケーションが上手くいくかどうかだと思います。その見極めをする為に、一括査定サイトを利用し複数の不動産業者と面会を行う事が、一括査定サイトのメリットの様に思います。
情報化社会ですから、うまく利用し活用できる工夫が大切ですね。