こんにちは、はまゆう不動産です。先日、不動産売却のご依頼を頂いたお客様とのお話の中で、茅ヶ崎市は人口に対しての美容室の数が非常に多いという事をおっしゃっていました。
確かに、空き店舗があったら、すぐ美容室さんが開業されるイメージがありますね。私自身は浜竹の美容室に通っております。余談ですが。
さて、お土地や中古戸建の場合マンションと違って土地の境界の明示が必要になります。土地の領域を表す杭ですね。
「中古戸建の場合」
比較的新しい戸建てですと、法務局に測量図が納められていますので、その当時の杭が現地で確認できれば問題ございません。
もし、測量図に記載のある杭が現地にない場合は、復元という作業を測量士の先生に依頼します。測量士が現地を改めて確認し、隣接の方とのお立合いの上測量図上にある杭を打ちなおす作業になります。
「お土地の場合」
分筆(1つの土地を複数に分ける行為です。)が必要な場合は、確定測量と言いまして測量士の先生と共に隣接する土地所有者の方にお立合い頂き、境界を確認して頂く必要があります。その上で皆さんから土地境界の承諾書を頂きお手続きを致します。
この承諾書(筆界確認書とも言われます。)がございませんと、法務局に分筆を認めてもらえないので、大型の土地を分譲業者さんにお売りになる場合は、ほとんどの場合取得が必要になります。
また、道路部分も同様に確認が必要となります。
道路(公道)の管理は、多くの場合市(茅ヶ崎市や平塚市)又は神奈川県です。
従いまして、土地境界の確定を行う場合、立合いを行政に依頼しますが、その道路の道路査定図の有無によってスケジュールが変化します。
道路査定図というのは、行政の中でここの道路はどういった形状なのかというのを図面化しているか否かという事になります。
道路査定図があれば、その図面通りに現地がなっていれば問題ございません。
時間がかかるのは、道路査定図がない場合です。
道路査定図が無い場合は、まず行政の中で道路の形状を決定してから
現地にて立合いを行う形になります。
また、お立合いする方が対岸の方々を含める為、関係者が増えます。
したがって、私の経験から茅ヶ崎市や平塚市で管理している道路の場合は3ヶ月程、神奈川県が管理している道路の場合は6ヶ月程の時間が必要になる様に思います。
当社では、お土地の売買の場合は早いタイミングで測量を行う事をお勧めしております。
測量を行う事で、越境の確認や是正、道路の通行・掘削の承諾書の作成が必要な場合の対応等、様々な手続きを進める事ができるからです。
その他、何かご不明な点がございましたら、お気軽にはまゆう不動産にご相談ください。